私はこれで生き延びた!外国で簡単に日本的味覚を満たすレシピ

私はこれで生き延びた!外国で簡単に日本的味覚を満たすレシピ

私はこれで生き延びた!外国で簡単に日本的味覚を満たすレシピ

私は大の和食党。パンやイモが数日続くとだんだんと食欲がなくなっていってしまいます。

白米ほんとうにおいしいよねえ……

 

これでも一応、スイスに1年、フランスに1年半ほど住んでいた身。フランスでは自炊という手があったものの、スイスでは食事つきの全寮制の学校にいたもので、食事問題はなかなか大変でした。

 

パリやニューヨークのように世界中から色々な国の料理が集まる大都市なら良いですが、私が住んでいたのは地方都市。スーパーで現地向けに販売されている醤油などの日本食材や、アジア食品を売っているお店はあったものの、日本食材が豊富に揃う場所はありませんでした

 

そんな場所に住んでいた時に使ったり作ったりしてテンションを上げていた、「日本食っぽいもの」をご紹介します。

 

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日本から持っていくべきもの

生きていく上で食べるものはちょう大事。美味しいもの、好きなものを食べれば、ちょっと嫌なことがあっても復活できたりしますよね。

 

海外に長期に住むなら、日本からあれもこれもと持っていきたくなりますが、持っていける量には制限があります。重いモノやかさばるものは躊躇してしまいがち。

 

しかし荷物にならず、保存もできる便利なものと言えば……

 

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お茶漬けのもと&和風パスタソース

軽い・かさばらない・保存できるを兼ね備えたスーパー食材!(と私は思っています。

 

日本人なら知らない人はいない、お茶漬けのもとに……

 

和風のパスタソース。

 

ヨーロッパならパスタは非常に安い食材。パスタソースは言わずもがなですが、お茶漬のもととバターをパスタとあえるだけで、和風のパスタが楽しめます。

 

さらに、たらこや明太子のパスタソースはお米に塗って食べても美味しい……!

 

日本を旅立つ時はいつも大量に持って行っていました。

 

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現地で手に入るもの

 

アジア食品店がある街なら、日本の調味料や食材も手に入りますが……輸入品である分、お値段もちょっと高め

 

現地の普通のスーパーや市場で手に入るもので代用できないかと思った時に利用したものは……

 

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デザートライスはジャポニカ米に似てる

フランスの伝統的なデザート「リ・オ・レ(riz au lait)」

 

お米を牛乳で炊いたスイーツですが、これに使われているデザート用のお米は、普通に炊いてみるとジャポニカ米に近い粘りがあります。タイ米にあるような香りもありません。地元の食材として大抵のスーパーで売られているので、アジア食品店で買う日本米よりもお安い(はず)

 

riz dessert

↑「dessert/デザート」って書いてあるパッケージ。スプーン上のお米にかかっているのは、イチゴのソースらしい……お、おおう。

 

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生たらこからたらこを錬金

 

街中に立っている朝市に買い物しに行ったある日のこと。魚売り場でたらこのようなものを見かけました。

 

パネルには「oeufs de cabillaud」と書いてある。辞書で調べてみると、「タラ(cabillaud)の(de)卵(oeufs)」

 

たらこやん!!!!

 

しかし氷の上に並べられていたのは、日本で見慣れたプリッとしたもの↓ではなく、

なんだかちょっと灰色がかってデロ~ンとしている……でも商品名は「たらこ」と書いてある。むむ……試してみたい!

 

恐る恐るお店の人に食べ方を聞いてみたら、「バターソテーしたりする」とのこと。とりあえずその通りにバターで焼いてみたところ……生臭くて食べられたもんじゃない!!

 

醤油を垂らしてみたけれど消せない生臭さ……

 

それもそのはず。市場で売られていたのは、本当にタラのお腹を捌いて取り出したまんまのもの、対して日本で売られているたらこは塩漬け+塩抜きされたもの。ネットで検索して見つけた釣り好きの方のサイトに助けられた私。

 

細かい分量は適当にやった記憶がありますが、とりあえず濃い塩水につけてしょっぱく塩漬けした後、うすーい塩水につけて塩を抜く。そうすると、デロンとしていたたらこがプリっとし、生臭さも消えてごはんのお供になります。パスタに混ぜても美味しい!

 

しかし本当に現地の人は、下処理せずにバターソテーして食べてるんだろうか……

 

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たらこの加工品「Tarama(タラマ)」

ヨーロッパのスーパーではほぼ必ず売られている「Tarama(タラマ)」。

tarama←日本でもカルディ的なところで見かけた気がします。

 

このTARAMAとは、

本来タラマとは魚卵という意味で、ギリシャではタラモサラタ(taramosalata)、トルコ語ではタラマ(Tarama)。そして一般的は タラマ(魚卵)をオイーブオイルやクリーム、パンと練り合わせた濃厚&クリーミーなディップをタラマと呼んでいます。 引用元:TV5MONDE

というもの。フランスでの名称も「タラマ」です。

 

魚卵+クリームなので、たらこクリームソース的なイメージをするかもしれませんが(私はした)、ディップとして食べるようなので味はわりと薄め……パスタに混ぜるといまいちパンチがないので、醤油や塩を足すことを忘れずに。

 

茹でたパスタにちょっとバターを絡ませ、タラマを混ぜて醤油を垂らすと、たらこパスタっぽいものができます。

 

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たらこの燻製はカラスミ的な味

フランスに住んでいた時、最寄のスーパーで取扱い始めて試しに買ってみたら美味しくて狂喜乱舞。その後買い占めた日本人は私です。

 

それは、「oeufs de cabillaud fumés」。

「たらこ(oeufs de cabillaud)」の「燻製(fumés)」

oeuf fume

こんなパッケージに入っています。切ってそのままおつまみとして食べてもよし(カラスミ的味)、ご飯のお供にしてもよし(結構しょっぱい)、すりおろしてパスタと混ぜても良しの、個人的神食材

 

ただフランスの人がどうやってこれを食べているのかは謎であります……

 

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自分では試してないレシピ

情報を手に入れたのが日本帰国直前だった、もしくは結構手間がかかりそうなのでやらなかった……というレシピもご紹介します。

 

パスタの麺+重曹で中華麺

これを知ったのが日本帰国直前だったため私はやりませんでしたが、試してみた現地在住の日本人のお友達によると……「茹でてる時の香りからして中華麺だった!!」とのこと。

 

用意するのは、パスタ(乾麺)と、茹でる用のお湯に塩、そして重曹

 

当時ネットで検索していてたまたま見つけたレシピには化学式まで書かれており、化学はちんぷんかんぷんなものの、とりあえず友達にすすめてみた私。結果として、「これでいつでもラーメン食べられる!」と感謝されましたw

 

たしかこれだった……かなあ。

 

ちょい残しの納豆に茹でた大豆を足しておいておくと納豆増殖

 

私が住んでいた南フランスの町にあったアジア食品店には、日本の食材も売られていました。

 

一応納豆もありました。

おかめ納豆3パック入りが、冷凍で確か8ユーロ。←1000円くらい

↑これは「すごい納豆」だけども、売られてたのは、日本のスーパーなら特売で59円とかになるあのベーシックなおかめ納豆なんだぜ……それが1000円なんだぜ……

 

海外にいると、ちょっとした高級食材化してしまう納豆。私も大事に大事に食べていました。

 

しかし、こんな方法で納豆を自己増殖させることができるそう。

 

私は大豆を茹でるのがめんどくさかったためやりませんでしたが、確かに現地在住が長い方で、自家製納豆を作っている人はいた!

 

さすが氷点下でも灼熱でも、宇宙に行っても死なないといわれるナットウキナーゼですね。

 

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番外編:キムチ

日本食と書いておきながら、番外編でキムチです。

 

「キムチ食べたいの?家で作ればいいじゃん」と韓国人のお友達に言われたこともありましたが、入れる材料が色々複雑そう……

 

かといって、アジア食品店で売られている輸入キムチは味が薄くてべちゃっとしていておいしくない……

 

そんな時、韓国人のお友達から救いの手がのべられたのです。

 

美味しくない輸入キムチはごま油と唐辛子で炒める!

アジア食品店で売られている輸入キムチ。現地在住の方による手作りでないことは、そのキムチの壺が常温で売られていることからもわかります。

 

これがね、何か味はうすいし白菜はベチャッとしてるしで美味しくないのよ。

 

そんな時教えてもらったのが、水っぽいキムチをごま油と唐辛子で炒めるという方法。

 

何でも、この手の輸入キムチは保存を聞かせるためなのか、つけた後に水洗いされているとのこと。そのため水っぽく食感も良くないんだそうで、ごま油+唐辛子で強火で炒めることにより割と美味しくなるんだとか。

 

これは私も試してみました。

 

結果、ほんとうにおいしくなった。さすがその国出身の知恵だ!

 

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大根とナンプラーで簡単キムチ

韓国人のお友達の家で「キムチおいしいーごはんおかわりー」とまたもや言っていた時、案の定「作ればいいじゃん」と言われた私。

 

いやいや、とはいっても、キムチ作るって難しいんでしょう?と思ったら……すごい簡単なレシピを教わりました

 

アミの塩辛とか何かの実とか、そういう複雑なものは不要!

 

必要なのは、

・大根

・塩

・砂糖

・ナンプラー

・にんにく

・唐辛子

だけ。

 

作り方も簡単。

 

千六本にした大根を、同量の砂糖と塩でもんでしばらく放置。(砂糖は必須!)

出てきた水をギュっとしぼり、にんにくすりおろし、唐辛子、ナンプラーと混ぜ、密閉容器にいれて1日おく

 

以上。

 

密閉容器は普通のタッパーで大丈夫です。逆に、漬け物器みたいな空気を抜いちゃうタイプだと発酵しないのでダメとのこと。

 

一日経って味を確かめ、薄ければ塩を足したりナンプラーを足したりと調整するだけ。白いご飯にあうのよこれが!

 

日本に帰ってきた今でもたまに作っています。

 

ただ……この漬け物の名前は「ムッチェ」だと言われた気がするんだけれど、「ムッチェ」で検索すると違う料理が出てくるんですよねえ。本当の名前は何なんだろう……それとも、日本でいうところの「塩もみしたきゅうりにお醤油ちょん」みたいな、特に名前のない即席漬けみたいなものなんだろうか……

 

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慣れた味でテンションアップ

住む場所が変わったとしても、小さい頃から培ってきた味覚は簡単には変えられないもの。

 

完全和食党で日本っぽい味のものを求めてやまない私は、日々試行錯誤をしていました。

 

もちろんお金を出せば日本食材は変えますが、毎日それではお金がもちません。手軽に安く日本っぽい味を求めて試したこれらレシピ、今現在住んでいるのが日本でも海外でも、試してみるのはいかがでしょうか。

 

特に最後の簡単大根キムチはおすすめです!

 

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