結婚というと、よく話題のタネになるのが嫁姑問題。
嫁姑問題というと、こんな感じを思い浮かべてしまいます。
【以下、妄想劇場】
え、昼ドラ見すぎ?
でも「ベタだな~」って思うってことは、
それだけ良くある話ってことじゃないですか、嫁と姑の争いって。
日本だけじゃなく、韓流ドラマでも良く見るこの嫁姑問題、
ところでフランスにはあるんでしょうか。
私の実体験を交えて書いてみます。
まさかの日仏嫁姑問題勃発か!?
私のしゅうとめ
私の夫はイタリア系フランス人で、
その母はイタリア系フランス人ママンです。
家族大好きフランス人に輪をかけて家族ラブ!な傾向があるイタリア系のひとびと。
私の義母も例にもれず、息子好きを公言しているので、もしや
「私の大事なムチュコたんを連れ去るなんて……キイイィィ!」
みたいな展開もあるのかなと思ったこともありました。
↓ちなみにイタリア系ママンの話はこちらをどうぞ↓
そんなことはありませんでした。
わりとさっぱりしたものです
まあ、義理の母のタイプにもよるでしょうが、
とりあえず、私のところには嫁姑戦争は勃発しなかった。
何故か。
「嫁」とか「嫁いできた」的な意識がないから。
戸籍もなけりゃ、結婚を家同士の契約とも思っていない(※両家仲良く!は思ってるようだ)もので、
「もうあなたはうちの家に入ったんだから、うち流のしきたりでね!」ということがない。
そもそも向こうは日本人じゃないので戸籍がない。だから「私たち入籍したんです~」とは言えないし言わないし、
私も相手の家に嫁に行きましたという感覚が全くない。あくまで、夫のママ、という感じ。
ブログを書くときは「義母」と書いてはいるものの、「お義母さん」と呼んだこともなく……
夫の父方の家系の方は、遡るとわりと古い家系なもんで、
もしかしたら昔は「嫁風情が!」みたいなのもあったのかもしれません。
今はまったくない。いや、それも豪快な義母の性格ゆえか……?
とはいえ、まわりの日仏カップルを見ていても、
「義母のキャラが濃くてね~(ニガワラ」という話は聞くけれど、
「義母との嫁姑大戦争が終わらなくて、次の一手を考えてるのよ(サツイ」という話は聞きません。
しかし。
私の義母のスタンス、考えようによっちゃあ怖いんです。
息子を守るためならたとえ火の中水の中
予めお伝えしておきますが、私は義母と仲いいです。
ひとつのベッドで一緒にお昼寝したことがあるくらいに仲いいです。
そんなmy義母が言ったことがあります。
「そりゃあ私だって人間だから、この人合わないな~って思うことはもちろんあるわよ。
でもね、仮に息子の妻がいけすかないタイプだったとしても、
自分の産んだ我が子が幸せなら、何にも言わない。だって息子が幸せなことが大事だから。
だから、私が息子の妻のことを人として好きかどうかっていうのは、この際どうでもいいの。
でもね。
もし息子が悲しむようなことがあれば、
いつでも全力で敵にまわるわよ」
い、いざという時の開戦予告!?
息子の笑顔を守るためなら死闘を尽くすこの覚悟。
ママンすごいよ、勝てる気がしないよ。
改めて言いますが、嫁姑問題はフランスはないと思います。
「ないです」って断言してしまうと、
「フランスは嫁姑ないって言ったじゃん!なのにうちの義母ひどいよ!!」
みたいなことが起こりかねないので、「日本よりは少ないと思います」と言葉を濁すことにします。
まあ、他人だった人が家族という身近な人になるわけですから、
そりゃあ諍いのひとつやふたつくらいありますよね。
もちろん日本だって、スーパー良好な関係を築いてらっしゃる嫁姑様もいるでしょう。
昔、旅行先で出会った母娘二人旅行の人たちが、母&娘じゃなく、
姑&嫁の二人旅行(男性陣は日本でお留守番)だったことに驚愕したこともあったので、相当個人差がある話題ではありますが、義理とはいえ家族になったんですしせっかくなら仲良くしたいものよのうと思います。
……ってこんなことを書くと、まるで私が義母との関係に問題を抱いているように聞こえますが、
繰り返しますが、めっちゃ仲いいです。(強調すればするほど怪しい
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